2005.02.25(2016.7.30修正)

アンデシン(Andesine)

チベット産

1.09cts

 長石グループの中でもなかなか高価で買えないのがアンデシンでしたが、一部ディーラーさんから叩き売り状態でオークションに出ていたので入手しました。上の写真は室内で見たときの色合いとほぼ同じです。

追記修正:当初はコンゴ産として流通したアンデシンでしたが、最終的にはチベット産として落ち着いたようです。チベット産は写真の特徴があるのと、色が橙〜赤〜褐色で濃いとのこと。

 強い光りにあてて拡大すると赤色と透明とのストライプ状のインクルージョンが観察できますが、実際には全体的に赤色で濃淡があるようです。初めはフェルドスパーグループの稀少石として待望していた割に地味で特別綺麗でもないのでガッカリしていたのですが、ルースの奥からの煌めきに気が付いて慌てて裏側からも観てビックリでした。どうやらカットの位置取りなどが悪かった様でルースの裏側がとても綺麗・・・ 多少明るめのところで見ると見違えるほどキラキラと?しているので詳しく見るとオレゴン・サンストーンの様にアベンチュリン効果が控えめですが確認できます。オレゴン・サンストーンでも同じタイプのルースを持っていたので「本当にアンデシン?」と不安になったりします。


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