青針銅鉱(Cyanotrichite)

　少し前から中国産の青針銅鉱が出回っていたのですが、コスト的に手が出せない状況でした。最近になってやっと買える価格帯になったのでサムネイルサイズを購入したのです。なかなか撮影が難しい対象なので、天気の良い日に外光を利用して撮影です。これまた、国内で普通に買えるディーラーさんはありがたいですね。

	最大幅で２ｃｍ程度の標本です。青から緑まで色鮮やかです。裸眼で見ただけではよく判らないですね。
	青色の部分のクローズアップです。今回はディーラーさんに無理なお願いをして、ケースに入れて発送していただいたのです。結晶は潰れることなくモコモコ・フサフサです。
	母岩の隙間などの部分は細かい結晶が良い状態です。この辺りは連続して色が変わっているのですが、詳しいことは分かりません。
	今回も広西チワン族自治区産です。中国のサイトでも高額なのですが、日本で安く買えます。ありがたいですね。
	こちらは別の標本で、やはり小さいです。針状結晶が密集していて見事ですが、結晶自体はルーペがないと辛いかも知れません。　裸眼だと鮮やかな色合いのフェルトの様ですが、こんな鮮やかな色をしたフェルトはありません（笑）

　日頃利用している旧式のデジカメでは感度不足でノイズがのるし、キャノンのＩＸＹなデジカメではノイズも酷いしで・・・困っていたところに別の１台があることを思いだして撮影しました。クローズアップレンズを追加しているので光量が足りないので、外光で撮影してシャッタースピードを確保したりと苦戦しました。三脚も用意しないで適当な撮影しかしていないので、すっかりと腕も勘も鈍ってしまいましたね。